SEO対策の基本(5)-ユーザビリティとコンテンツ-

SEO対策の

SEOの基本

従来、SEOというと被リンクを稼いだりタグを適正化したりするどちらかというとテクニカルなことを重視してきましたが、昨今はコンテンツ=サイトの質を重視する傾向にあります。

検索エンジンは、ホームページを訪れるユーザーが本当に欲しい情報を掲載しているかどうかを判断して、ユーザーが最も欲しい情報を掲載したページを良いものと判断します。

そういうページ作りを心がけていくことが上位表示、ひいてはお問い合わせ獲得につながります。

(1)お客さんが欲しい情報をちゃんと載せている?

ウェブの運営に慣れていない初心者の方に良くありがちな勘違いなのですが、ホームページを「カタログ」もしくは「パンフレット」と同じように考えられていることが見受けられます。

結論をも仕上げますと、ホームページは「カタログ」でも「パンフレット」でもなく「店員」さんなのです。

ですので、ホームページのコンテンツを作っていくうえで意識しなければならないのは、

そのページを訪れたお客さんが「店員」さんが知りたいことを載せておくということです。

パンフレットであれば、手にとって見て分からなければ「店員」さんに聞きますよね。ホームページを運営する側としては、”ホームページを見る→お問い合わせ→説明”という風にしたいと考えますが、お客さんはすぐに知りたいのです。

いちいち問い合わせするのは面倒ですし時間もかかります。ですので、知りたい情報が載っていないページからはさっさと離脱して帰ってしまいます。これが問い合わせが来ない最大の原因でもわるわけです。

その「店員」さんに聞きたいと思うことが分かるページこそ良いページなのですので、そういうページ作っていきましょう。

 

(2)3秒で内容が分かるページを作りましょう

ほとんどのユーザーはホームページを訪れて、3秒以内にそのサイトが有益かどうかを判断するといわれています。

つまりは、ページを訪れた瞬間にどんな内容のページなのか、それが分かるようになっていないと行けないと言うことです。
いくらすばらしいことを書いていても、3秒以内に目が行かない、理解できないのであればその情報は見てくれません。

お客様に伝えたい内容は一目でわかるようにする必要があります。

ファーストビュー内にインパクトを

ユーザー(お客さん)は初めて訪れたホームページをじっくりと読んでくれません。
最初に開いたときにユーザーの目に飛び込む部分をファーストビューと呼びます。
大切な情報、訴えたい情報は必ずファーストビュー内に配置するようにします。

さらに言えば、ただ文字で訴えるのではなくたとえば問い合わせページへのボタンを配置するなどユーザーへ行動を促すよう工夫を凝らせばより集客効果のあるページへと仕上がります。

3.レイアウト(主にナビの位置)に気をつける。

アクセスはあるはずなのに、問い合わせがこないというケースも良く目にします。
ターゲットワードの設定が誤っていることも原因として多いですが、デザイン(ユーザビリティ)に問題がある可能性があります。

個性的なデザインは避ける

洗練されたオシャレなページを作っても、ユーザーはほしい情報が見つけられないとすぐに去ってしまいます。

とくに失敗しがちなのがナビの配置です。

検索エンジンで訪れるユーザはいくつもホーム―ページをみているわけで、そんなかな今までとみたのと違う位置にあるといちいち探してはくれません。
そういうページはストレスを与えるので嫌われます。

つまらなくても、オーソドックスで見慣れたページ構成にしたほうが取っ付きやすく、見てもらえる可能性が高いです。


ホームページは見た目も大事ですが、ただ綺麗とかカッコいいとかだけではダメです。見た目以前にまず機能性が整っており、中身が充実して居る必要があります。

地道で面倒なことのように思えますが、それが問い合わせ獲得への一番確実な道ですので、慌てず粛々と実施して頂きたいと思います。

 

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