SEO対策の基本(4)-外部SEO、被リンク対策-

SEO対策の

SEOの基本

被リンク対策はSEOの要となる部分ですが、最も注意しなければならないところです。

検索エンジンは、従来ホームページの質を判断するのにどれだけそのページが外部からリンクを受けているのかを重視していました。

単純に被リンク数が多いとそのページは良いと判断されていたわけですが、むやみやたらに被リンクを増やそうとする者が後を絶たず、結果、価値のないページが多く上位表示されることとなりました。

そのためGoogleは検索エンジンのシステムを改良し、価値の内済とからのリンクを評価しない、もっと言えばマイナスに評価して質の高いページが上位に表示されるように対策を施しました。

ところが、未だにリンクを沢山貼れば上位に表示されるようになると謳う業者が後を絶ちません。

そのような業者には注意が必要です。全く効果がないばかりかヘタをするとペナルティの対象となり検索エンジンから除外されます。

質の高い被リンクを集める方法

ホームページを開設後、外部サイトからの被リンクを以下に早く集めるかというのが上位表示のポイントとなります。

基本的には良いコンテンツを作って、ページを訪れた方にリンクしてもらうようにするのですが、

(そのようなリンクを自然リンクと呼び、Googleは自然リンクを推奨しています)作りたてのサイトや、中小企業、個人事業ですとなかなか集まりにくいのが現状です。

しかし、リンクが張られていないサイトを放っておいても検索エンジンに表示されませんし、表示されない以上流入もないわけですから、当然そのページへリンクを貼ってくれる人も現れません。

そこで最低限の措置として以下の方法を行います。

1.ディレクトリ登録をする。

ディレクトリサイトというところに登録申請をするとポータルサイトにホームむページのURLが掲載され、リンクが貼られます。
有名ところはYahooカテゴリ、Jエントリー、クロスレコメンド、i ディレクトリ、e-まちタウンというものになりますが、
これらはすべて有料で、3~5万円程度の費用がかかります。
ランクが高いサイトからのリンクが得られるのはメリットですが、SEOはすぐに効果が得られるものではありません。また、効果は限定的もしくはあまりないという意見もありますので、慎重に検討すべきでしょう。

ただし、Yahooカテゴリなどはそもそもサイト自体にアクセスがあるので、そこからの流入が期待できます。ですので、もし予算が許すのであれば登録すると良いでしょう。

そのほか、無料のディレクトリを利用するという手もあります。

無料ディレクトリのSEO効果について

有料・無料を問わず、ディレクトリサイトの被リンク効果は昨今が懐疑的であるという意見が多くなっています。被リンクのパワーとしては余り価値がないのではないかと言われつつあるのですが、中小企業や個人事業の小規模サイトに限って言えば、確実に効果があるように思えます。

少なくとも全くリンクがされていないサイトは絶対に上がってきませんし、問題のないサイトからのリンクであればガイドラインに触れることもないので、マイナスにはなりません。

またサイトからの流入も若干は期待できるので登録しておいて損はありません。

ただし、無料ディレクトリの中には、サイトの価値が低かったり、場合に寄ってはスパムサイトと見なされるような質の低いところ。あるいは登録後の変更や削除が一切出来ないと言った問題のあるサイトも見受けられるので注意が必要です。

2.ブログ開設・サテライトサイトの制作

別のホームページやブログを開設して、そこからリンクをするという方法です。

自作自演でリンクを集めるやり方です。
一昔前、単に被リンクの数だけでサーチエンジンの順位が決まっていたは有効な方法でしたが、今となってはかえってマイナスになることの方が多いです。

ブログ開設について

起業したての社長さんや開店したばかりのお店のオーナーさんの中には、ホームページ開設と前後してブログを開設するのをよく見かけます。
ホームページへのリンクを増やす目的とブログでの集客を考えてのことですが、なかなか難しいです。

ブログの記事をかく時間的余裕があればいいのですが、ブログにばかり気をとられて本業をおろそかにしては元も子もないので、無理にやる必要はありません。

ネットショップなど、直接顧客に商材を訴えかける場合はある程度有効かもしれませんが、SEOの効果に限って言えば、ほとんどないのです。

ブログサービスの中やSNSへの発信材料として使うのなら有効といえるでしょう。

サテライトサイトの制作

「お宅のサイトのサテライトを10件作ってそこからリンクする。そうすれば検索エンジンで上位に表示されるようになる」
以前、SEO会社の営業マンからこのように言われたいうお客様がいらっしゃいました。

結論から言いますとこういった手法はすでに時代遅れとなっており、あまり有効な方法ではありません。

サーチエンジンは質の高いサイトからの自然なリンクを評価します。逆に言えば価値のないページからのリンクをいくら集めても意味がありません。

新しく開設したページの価値はほとんどないに等しいのに、それをさらに増やしてそこからリンクさせることに何の意味があるのでしょうか?かなり疑問符がつきます。

中小企業や創業したての企業様の場合、サテライト制作に費用と時間を割くよりも元のページのコンテンツ充実に力を注いだほうがよいでしょう。
サテライトサイトを用意する際は、コンテンツが充実してきてから、別ターゲットを狙ったページ作りという意味で用意することをお勧めします。

【ご注意】

悪質なSEO業者はコピーコンテンツ(元のサイトをコピーしただけの)サイトを量産しそこからリンクを集める方法で被リンク量産を謳います。
コピーコンテンツはGoogleがはっきりと禁止行為と表明しています。まったく効果がなくペナルティの対象ですので、これらの話には耳を傾けないようにしましょう。

3.団体や組織、キャンペーンへ加入

商工会議所や業界団体などに加入すると加入企業一覧というページにリンクが記載される場合があります。 そういった団体に加入するというのも被リンクを集める方法のひとつです。

また、業者を集めたディレクトリサイトなどもありますのでそちらを利用するのも良い手です。

SEOの効果もそうですが、そのサイトからの流入がもあるていど期待できるでしょう。

【ご注意】以下の方法はペナルティの対象です!絶対にやらないようにしてください!

検索エンジンは不自然なリンクをとても嫌います。ですので不自然なSEO対策は避けるべきです。
最悪の場合ペナルティーをもらい、検索エンジンに表示されないこともあります。

1.有料被リンクの購入

ホームページからのリンクを売っているサイトがあります。Googleが禁止している行為なので、避けておくべきです。

2.異常な数の被リンクを集める。

短期間にあまりにたくさんのリンクを集めると、自作自演だと疑われます。
悪質なSEO業者はこの方法で一時的に上位表示をさせ成果報酬を得ているので絶対に乗らないようにしましょう。

3.オールドドメインの購入

リンクをたくさん集めていて、ドメイン年齢が古いURLが中古市場で出回っています。
サーチエンジンはドメインが移転された場合、これまでのリンクを無視することもありますので、注意が必要です。中古ドメイン購入によるSEO効果はあまり期待しないほうが無難です。

Point 過度なSEOは効果がないどころか帰ってマイナスです。ホームページ集客の基本はホームページのコンテンツ充実にあります。 戦略的価値を持つホームページ運営をここがけ、その上で基本的なSEO対策を行いましょう。

 

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